韓国の大学教授、「元慰安婦の多くが自発的な売春婦」「日本は我が国を近代国家に」と発言して物議=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国の大学教授、「元慰安婦の多くが自発的な売春婦」「日本は我が国を近代国家に」と発言して物議=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国のキョンヒ(慶熙)大学哲学科の教授が、講義中に元慰安婦の多くが自発的に参加した売春婦だと発言して物議を醸している。

 7日、YTNの報道によると、慶熙大学のA教授は先月3日、オンラインの専攻授業で人統治時代に関する内容を説明していてこのように発言したという。

 A教授は、前日の授業でも20世紀初めの帝国主義時代を説明しながら、日本の“朝鮮侵略”について言及した。

 A教授は1910年の「庚戌国恥」(=韓国併合)の一番大きな責任は朝鮮にあるとし、第26代国王の高宗が裏金を受け取って国を売り渡したと述べた。

 続けて日本が初めて朝鮮に自由財産権を導入し、韓国の資本主義の土台となったとして「植民地極大化論」に基づく主張をした。

 そして「日本人が土地調査をして、東洋拓殖株式会社だ何だと言って土地を奪ったというが、それは全てうそだ。日本は我が国を近代国家にしようとしたのだ」と述べた。

 教授は翌日の授業で、旧日本軍に関する講義中に元慰安婦の多くは自発的な売春婦だったと主張して多くの学生から批判された。

 ある受講生はメディアとのインタビューで「教授が『慰安婦は自発的に売春したのだ。売春した女性たちを我々が慰める必要はない』と言った。不快だった」と振り返った。

 学生たちの反発が大きくなると、教授は日本による侵略を擁護したのではないと釈明。しかし元慰安婦については強制的に連れて行かれた人より、生計のために自発的に参加した人が多いという主張は曲げなかった。

 メディアが公式な立場を求めると、教授は歴史の専門家ではないとし、発言が問題なら撤回すると態度を変えた。

 これを聞いて、歴史学会では一部の経済統計だけで韓国の近代化の始まりを日本の支配だとする論理は針小棒大だと指摘した。

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