韓国の新型コロナウイルス新規感染者「1万8511人」…1週間前より1.93倍増加

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は7日午前0時基準で1万8511人だった。1週間前（先月30日）の9591人より8920人、1.93倍多い数値で毎週感染者が2倍ずつ増える、いわゆる「ダブリング」減少が起きている。

特に先週の実効再生産数は1.05と14週間ぶりに1を超えたため、しばらくは感染拡大が続くものとみられる。防疫当局は現在の感染拡大の原因として、△免疫力の低下、△BA.5のようなオミクロン株の新系統の拡散、△夏季の移動量の増加などを挙げた。

当局は免疫力の低下を感染拡大の最も大きな理由に挙げながら、ワクチン4次接種の対象拡大の可能性を示唆している。現在、4次接種は60歳以上と免疫低下者、療養病院など高危険施設の入所・従事者などに接種範囲が制限されている。

当局は今後の推移については不確実だとしながらも、「7月または8月までも状況がよくならない可能性がある」と言及した状態だ。

中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は1万8511人と集計された。国内発生の感染者は1万8317人、海外流入の感染者は194人で、累積感染者は1845万1862人だ。

入院中の重症者は56人を記録した。死亡者は10人、累積死亡者は2万4593人（致命率0.13%）だ。