陸軍の事故調査班が9日、「4番機に続いて離陸した5番機の操縦士と副操縦士が、夜間暗視ゴーグルを装着し視界が限られている状況で左側をよく見なかったため4番機の尾翼プロペラに接触し、墜落事故を招いた」との調査結果を明らかにした。5番機の操縦士は、「前方の3番機だけを注視していたため、4番機の飛行状態が確認できず衝突したようだ」と話している。
ヘリが離陸した滑走路の全長は820メートルで、ヘリとヘリの離陸距離は50メートルだった。事故当日は霧や風がまったくなく、夜間暗視ゴーグルを着用し夜間飛行することに何の問題もなく、4・5番機の整備も規定通り行われていたことから、陸軍は事故原因を操縦士らの飛行経験不足と判断したという。
プロベラの接触により4番機は5~10メートル上空から墜落し、操縦士1人が死亡したほか11人が負傷した。
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