中国、北朝鮮の石炭密輸疑惑…「北朝鮮ミサイル開発資金源の可能性」(画像提供:wowkorea)
中国、北朝鮮の石炭密輸疑惑…「北朝鮮ミサイル開発資金源の可能性」(画像提供:wowkorea)
中国が国際貿易が禁止された北朝鮮石炭を密搬入したという疑惑が出た。

 29日、日経は石炭が積まれた北朝鮮国籍の船舶の衛星写真を入手した後、自動識別システム(AIS)を利用して翌日、該当の船舶が中国に航海したことを確認した。

 日経は「国連安全保障理事会常任理事国である中国が違法行為に関与している可能性が高い」とし「ミサイル開発など軍事的資金調達を遮断するための対北朝鮮制裁がまともに作動していないことが明らかになった」と報道した。

 2017年、国連安全保障理事会はICBMおよびその他の製品を繰り返し発売する対北朝鮮制裁を強化し、加盟国が北朝鮮の石炭を輸入することを禁止した。

 報道によると、米プラネットラブ(Planet Love)が運用する衛星が2021年8月8日午前6時50分、北朝鮮南浦港の上空で撮影した高解像度写真には、石炭積載の埠頭に停泊したバルクキャリアが映っていた。

 中国内で北朝鮮の石炭が流通していることも分かった。中国のインターネットには「朝鮮産」と書かれた石炭販売情報が上がっていた。

 中国龍口市の公式ホームページには、北朝鮮産の石炭の取扱量が中国内1位と書かれている。

 日経は「国連制裁でミサイルと核兵器開発の資金源を断ち切る効果が期待され、国際貿易センターによると、2018年以降石炭輸出記録はなかった」とし「中国が『密輸』の形で購買を続けている可能性がある」と述べた。

 さらに、「ミサイル開発資金源として使うことができ、国連安保理違反だ」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88