警察、“尹大統領夫人のディオール衣装協賛”疑惑提起したタレントを捜査＝韓国

韓国ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の妻キム・ゴンヒ（金建希）夫人の「ディオール協賛疑惑」を提起していたが、名誉毀損（きそん）で告発されたタレントのキム・オジュン事件を警察が捜査する。

キム・ゴンヒ の最新ニュースまとめ

　ソウル西部地検は13日、法治主義立て直し行動連帯（以下、行動連帯）がキム・オジュンを情報通信網法上虚偽事実の流布による名誉毀損容疑で告発した事件を去る10日、マポ（麻浦）警察署に送ったと明らかにした。

　キム・オジュンは去る3日、自身が進行を務めるTBS交通放送「キム・オジュンのニュース工場」でゴンヒ夫人が5月22日、青瓦台（大統領府）で開催された「開かれた音楽会」で着用していたジャケットをめぐり「パリにあるディオール本社に連絡して、その製品のシリアル名（製品識別番号）を受け取った」とし「韓国で購入できず、ヨーロッパでも購入できない」と述べた。

　これを受けて、行動連帯は「『ゴンヒ夫人が購入できない製品を購入した』とキム・オジュンが主張したが、メディア報道によるとゴンヒ夫人が着用したものと同じ色とパターンの新商品がことし国内に正式に入ってきた」とし「ゴンヒ夫人を誹謗（ひぼう）する目的で公然と虚偽事実を流布し、名誉を毀損したもの」として、大検察庁に告発した。