北朝鮮、朝鮮労働党中央委員会がスタート、金正恩氏の決断に注目(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、朝鮮労働党中央委員会がスタート、金正恩氏の決断に注目(画像提供:wowkorea)
今月上旬開催が予告されていた朝鮮労働党中央委員会第8期第5回総会拡大会議が8日始まった。アメリカが”北朝鮮が核実験を強行する場合、強力な対応に直面する”と警告している中、キム・ジョンウン(金正恩)総書記がどのように対応するかに関心が集まっている。

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キム総書記が進行する朝鮮労働党中央委員会全員会議は、短くて2日、長くて5日間続き、新型コロナの対応、国民経済、国防力強化などが議題になるものと予想されている。今回は拡大会議の形で進め、参加者が1000人台に大幅に増えた。「ミニ党大会」のレベルに格上げし、新型コロナの防疫成果を称賛し、経済回復の意志を強調するものと見られる。

注目は、準備完了したと見られる核実験の実施についての議論だ。アメリカは北朝鮮に挑発を自制し、外交的解決策模索のための対話に応じることを求めた。ホワイトハウスは「核実験の可能性を注視しており、核実験が実行された際には厳しく対応する」と述べた。

韓国政府は、北朝鮮の全員会議での結論を注視し、神経を尖らせている。会議終了後、核開発関連の挑発があるという見通しが続くだけに、軍も緊張している。10日からアメリカ、韓国、日本の国防長官が出席したシャングリラ会合がシンガポールで行われるだけに、期間内の挑発の可能性に注目している。

統一部は「全員会議の重要度から見て、全分野の政策が話し合われるものと見られる」と推定し、「北朝鮮国民の生活を安定させ、非核化と南北関係正常化の道に進む契機になることを期待する」と述べた。
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