【ソウル2日聯合】10月のIT輸出が126億3000万ドルに達し、過去最高値を記録した。IT収支は63億1000万ドルと暫定集計された。情報通信部が2日に明らかにした。前年同月比では秋夕(旧盆)連休の変動から21.5%の大幅成長となった。操業日数を考慮した1日平均輸出額も、前年同月比3.8%増の5億3000万ドルと、過去最高記録を出した前月に引き続いて5億ドル突破を記録した。

一方、IT輸入は半導体(31億ドル)、コンピューターなど情報機器(10億ドル)を中心に22.3%増加し、63億1000万ドルを記録した。

 輸出を品目別にみると、携帯電話(部分品含む)が前年42.4%増の33億6000万ドルで、過去最高記録の26億3000万ドル(2005年11月)を大幅に上回る好調を示した。初めての30億ドル突破で、IT輸出1位品目の半導体に迫っている。完成品は買い替え需要を狙ったプレミアム製品が善戦している欧州連合(EU)、米国などの先進市場を中心に、部分品は香港を含む中国で好調で、中低価格の端末機も東欧、中東、アフリカなどの新興市場で増加を続けている。

 パネルも前年比47.3%増の23億5000万ドルで過去最高を記録した。第2四半期以来価格が安定し、フラットテレビやワイドモニターなどの需要拡大と、国内主要メーカーのグローバル競争力強化に後押しされ、20億ドル台の輸出を維持している。8月に20億7000万ドルで過去最高の業績を上げたが、2か月で再び記録を更新した。半導体は前年比1.9%減の34億5000万ドルだった。

 地域別では、中国(香港含む)が48億4000万ドル、EUが23億ドルでそれぞれ過去最高を記録した。米国は14億3000万ドル、日本は8億ドルで、いずれも好調を示している。

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