韓国政府は8日からワクチン未接種者の海外からの入国者に対する隔離義務を解除する。ただし、BA.2.12.1のような変異ウイルスの国内流入が続いており、入国前に実施するPCR検査または迅速抗原検査、入国後3日以内に実施するPCR検査義務の2回は維持する。
仁川国際空港の「時間当たりの航空機到着便数制限(スロット制限)」と飛行禁止時間である「離着陸制限(curfew)」も解除される。スロット制限の解除に伴い、時間当たりの航空機到着便数は20便から40便に拡大され、午後8時から午前5時までの航空機の離着陸を全面禁止していた離着陸制限が消えることになり、仁川国際空港は24時間正常運営される。
防疫当局は前日(3日)、「感染者も減少し続けながら、防疫状況が相当安定的となった。海外の状況も韓国と同様の経路を描いている」とし「費用の便益を分析してみると、現在は隔離を全面解除することが防疫に及ぼす影響より国民経済に与える効果がはるかに大きい」と付け加えた。
中央防疫対策本部によると、この日午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は1万2048人と集計された。国内発生感染者は1万2007人、海外流入感染者は41人で、累計感染者数は1815万3851人となった。先月29日からの1週間における新規感染者は1万2651人→6135人→1万7191人→1万5797人→9898人→1万2542人→1万2048人となった。地域別ではソウル2254人、キョンギド(京畿道)2745人、インチョン(仁川)518人、プサン(釜山)640人で同ウイルスに感染したことが確認された。
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