「全国のど自慢」、コロナ禍を経て2年ぶりに野外撮影再開も名物MCソン・ヘは不参加…高齢などの課題続く

作曲家イ・ホソプとアナウンサーのイム・スミンがソン・ヘ（95）の空席を埋めた。

　4日、放送界の関係者たちによると、同日午後にチョンラナムド（全羅南道）ヨングァングン（霊光郡）ポブソンポ（法聖浦）ニュータウンの特設ステージで撮影が行われたKBS1の音楽番組「全国のど自慢」のMCは、イ・ホソプとイム・スミンが共同で務めた。ソン・ヘは収録に参加しなかった。

　ソン・ヘは最近、制作スタッフに年齢と体力を考慮し、これ以上番組進行を担当することが難しいという意志を明らかにした。これと関連し、KBSはソン・ヘと番組降板および後任MCの選任に関して論議中だという立場を示したいきさつがある。

　同日行われたヨングァングン編の収録はソン・ヘが降板の意思を明らかにした後、初めて進行された野外撮影であり、彼が登場するかどうかに対する関心度が高かった。

　「全国のど自慢」が約2年ぶりに行った野外撮影でもあった。新型コロナウイルス感染症の大流行の余波で、「全国のど自慢」はスタジオ撮影分と過去の放送画面を編集したスペシャル形式で放送を続けてきた。

　イ・ホソプとイム・スミンは正式な後任MCではなく、臨時で「全国のど自慢」の進行を務めたという。イ・ホソプはソン・ヘが健康問題で収録に不参加の度に代打でMCを担当してきた。イム・スミンはソン・ヘとともにスペシャル放送をリードしてきた。

　「全国のど自慢」は7日にキョンギド（京畿道）ヤンジュシ（楊州市）でヤンジュシ編の野外撮影を行う。