労働党の機関紙である労働新聞は4日「全国のすべての部門と単位は、党と国家が取った諸般の防疫原則と措置が科学的な担保性を持ち、一貫して執行されるよう、格別の努力を尽くしている。様々なタイプの変異ウイルスに対する遺伝子配列も1万6500件ほどを分析し、悪性伝染病診断で迅速かつ正確性を保障できる科学的な担保を用意した」と報道した。
また、抗体検査など、多様な形態の検査方法を導入し、各研究機関に110種ほどの設備と試薬が普及したという事実も知らせた。北朝鮮がこのように防疫に対する自信を示すのは、住民の不安を遮断しようとする考えと思われる。
WHOピョンヤン(平壌)事務所のエドウィン・サルバドール事務所長は、一部メディアとのインタビューで「北朝鮮のコロナの検査力と病院に過度な負荷がかかった可能性を懸念する」と述べている。WHOのマイク・ライアン緊急対応チーム長も「北朝鮮のコロナの状況は実際の発表とは異なり、悪化している」と推定している。
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