エンデミックで新記録、グランドハイアット済州が5月に売上高120億ウォン＝韓国

ロッテ観光開発は5月、「チェジュ（済州）ドリームタワー複合リゾート」の、ホテル部門「グランドハイアット済州」とリテール部門を合わせた売上高が129億5885万ウォン（約13億5431万円）を記録したと発表した。

ホテル部門では5月、1日平均の客室販売数が開業以来最大の863室（月間2万6769室）を記録し、売上高が初めて120億ウォン（約12億5492万円）台に達した。月平均69億ウォン（約7億2110万円）だった昨年と比べ2倍近く成長しており、2020年末の開業以来、年末効果で最大売上高を上げた昨年12月の記録（115億ウォン＝約12億0184万円）も更新した。

これと共に14のレストランとバーを備えるフード＆ビバレッジ（F＆B）部門でも5月、開業以降初めて月間売上高が40億ウォン（約4億1803万円）の大台を超えた。

同社は本格的な再開業に備え4月から、「グランドキッチン」をラスベガススタイルの韓国最大規模の高級ビュッフェとしてリニューアルした一方、世界のスターシェフによるウェルカムフード＆ドリンクサービスを提供するなど、客室とレストラン別の多様な高級化戦略も売り上げに寄与したと説明している。

ホテル部門と共に、Kファッションモールの「ハンコレクション」を運営するリテール部門も5月、9億890万ウォン（約9498万円）と、売上高が9億ウォン（約9405万円）台に乗った。