携帯電話、デジタルテレビ、フラットディスプレー、半導体、コンピュータ用モニターなど、デジタル電子製品の輸出額が、今年は通年で初めて1000億ドルを突破する見通しだ。
 産業資源部が3日明らかにしたところによると、10月のデジタル電子製品輸出額は前年同月より8.6%増加の95億6000万ドルと、月間で過去最高を記録した。1~10月の累積輸出額も前年同期より5.1%増加し842億200万ドルに達した。11月もディスプレー、非メモリー半導体などの部品素材と、産業用電子機器などの資本財輸出は、好調を維持するとみられ、10月までの流れが続けば今年は通年で初めて1000億ドルを突破しそうだ。

 10月の輸出を商品別にみると、液晶モニターがブラウン管モニターの買い替え需要の拡大で前年同月より37.2%増の6億3000万ドルを記録した。フラットディスプレー、液晶テレビなども増加したが、コンピュータ部品は36.6%減少した。輸出先別では、香港(39.2%増)、中国(29.7%増)、日本(25.5%増)などが好調だったのに対し、米国(30.6%減)、豪州(19.6%減)などは振るわなかった。

 10月の1日平均輸出も4億3000万ドルに達し、過去最高を記録している。

 一方、1~10月のデジタル電子製品の輸入額は463億7700万ドルで、前年同期より7.8%増加した。


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