北東アジアを代表する海洋都市の釜山、大阪、上海が観光分野での協力体系をさらに強化する。許南植(ホ・ナムシク)釜山市長と関純一・大阪市長、韓正・上海市長は25日、大阪で開催された「ゴールデン・トライアングル・サミット」で、観光協力に向けた共同宣言文を発表した。3都市は2005年から観光分野での協力策を協議してきたが、市長が一堂に会し話し合うのは今回が初めて。
 宣言文では、それぞれの都市で開催される国際行事(釜山国際映画祭、水都大阪2009、上海世界博覧会)を活用し、観光交流はもちろん域外観光客の誘致を促すことにした。また、各都市が持つ魅力的な観光商品や歴史・文化遺産、食べ物、ショッピング、交通、宿泊施設などに対し民間の観光団体と協力しながら情報を交換することにした。

 許市長はサミットで、海洋都市の利点を生かし3都市をつなぐクルーズ船の誘致、欧米からの観光客誘致のための共同観光商品の開発などを提案した。


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