同団体は新義州病院の医師の話として、一部の商人が金もうけを目的に中国から安価な薬を持ち込み市場で販売しているが、そうした薬のせいで1か月に数人が死亡していると伝えている。
今月中旬には新義州医科大学の学生が死亡から3日後に発見され、調査の結果中国製の不良食品を食べていたことがわかり、別の大学生も同じく中国製の食品摂取により死亡していた。
これを受け、17日以降は中国・丹東から北朝鮮に持ち込まれる中国製食品に対する大々的な点検が始まっており、即席めん、ガム、ソーセージ、牛乳、キャンディなどから不合格となるものが大量に発生しているという。
同団体は、北朝鮮全域で中国製不良食品の流通が深刻となっているが、平壌では取り締まりが徹底しているものの、他の地域では傍観するだけというのが実情だとしている。
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