ハンナラ党公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)氏陣営の代理人を務める金伯駿(キム・ベクジュン)前ソウルメトロ監査が、先ごろ提出したキム・ギョンジュン氏の韓国送還猶予申請書を24日に取り下げた。ロサンゼルス所在の連邦検察公報官が聯合ニュースの電話取材に対し明らかにしたもので、「これでキム氏の韓国送還に関する問題はすべて解決されたようだ」と話している。
 キム氏は投資諮問会社BBKの株価操作事件の中心人物とされる。2004年に米国で逮捕され、韓国に引き渡すという判決を受けている。キム氏はこれを不服として人身保護請求を求め控訴していたが、今月18日になり第9巡回控訴裁判所に控訴取り下げを申請した。裁判所がこれを受け入れ韓国送還を進めるとの判決を出すと、金伯駿氏側は翌日19日、この決定の猶予を求める申請書を提出した。

 これを受け、本人が韓国送還を拒否する理由を添え米国への残留を申請するか、国務省が特別な反対意見を出さない限り、キム氏は韓国に送還される見通しだ。


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