コロンビア、次期練習機として韓国製のT-50・FA-50を導入…総額7600億ウォン=韓国報道(画像提供:wowkorea)
コロンビア、次期練習機として韓国製のT-50・FA-50を導入…総額7600億ウォン=韓国報道(画像提供:wowkorea)
コロンビア空軍が次期練習機として韓国航空宇宙産業(KAI)の高等練習機であるT-50とFA-50を導入することを事実上決定した。輸出規模は7600億ウォン(約780億円)に肉薄するものとみられる。

米軍の軍事専門メディアのディフェンスニュースが30日(現地時間)、コロンビア軍関係者の話を引用し、このように報じた。

コロンビア空軍は40年以上運用してきた練習機A-37Bの代替機をめぐり、韓国KAI製のT-50・FA-50とイタリア・アレーニア・アエルマッキ製のM-346を候補に挙げていた。

詳しい契約内容は公開されていないが、コロンビア空軍は空対空・地対空戦闘能力を備えた先端ジェット練習機を20機以上購入する計画だ。

ディフェンスニュースは、コロンビア空軍は韓国の練習機購入のためKAIと交渉中であることを否定しているが、匿名を要求した現地の消息筋はコロンビア空軍が韓国の練習機を有力候補に挙げていることを政府が認めていると伝えた。

今回契約が成立すれば、コロンビアはインドネシア(22機)、フィリピン(12機)、イラク(24機)、タイ(14機)に続いて6番目の韓国練習機の輸出国となる。

「ゴールデンイーグル(イヌワシ)」の愛称を持つFA-50は、1990年代末に米ロッキード・マーティン社と共同開発され、2005年に実戦配備された。GEの「F404」エンジンを搭載し、マッハ1.5の速度で1850キロの航続距離を持ち、短距離赤外線誘導空対空ミサイルと地対空兵器を搭載することが可能だ。
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