キム氏は、米国で2004年に逮捕され、韓国に引き渡すとの判決を受けているが、これを不服として人身保護請求を求め控訴していた。しかし今月18日になり控訴取り下げを要請したことから、金伯駿氏は、控訴取り下げの判断を先送りするよう判決猶予申請を裁判所に出していた。その後米連邦第9巡回控訴裁判所はキム氏の控訴取り下げを認めている。
広報官は「猶予申請も棄却されると予想されるが、それとは関係なく、控訴裁判所の決定に基づき、適切な引き渡し手続きが進められるだろう」と話している。キム氏が韓国に戻らない可能性についても、キム氏が心変わりしたり身辺に異変があるなど特別な事情がない限り、そうした可能性はほとんどないとしている。
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