アジア証券産業金融市場協会、上海の金融会社社員のオフィス閉じ込め緩和を要求=韓国報道(画像提供:wowkorea)
アジア証券産業金融市場協会、上海の金融会社社員のオフィス閉じ込め緩和を要求=韓国報道(画像提供:wowkorea)
アジア証券産業金融市場協会(ASIFMA)が上海市政府に厳格な封鎖措置の緩和を促す書簡を送った。封鎖後、オフィスに閉じこめられている社員が家に帰れるようにしてほしいということだ。

27日(現地時間)、ロイターによると、ASIFMAは金融会社のオフィスでの寝泊りを緩和し、社員を交代できるようにしてほしいと要求した。また、一部政策を修正し、新型コロナの在宅隔離案を検討してほしいとも促した。

ASIFMAは「上海にある金融会社の社員数百人が数週間、オフィスに閉じこめられ、家族と離れて生活している」とし、「コロナがいつまで続くか、封鎖がどれだけ続くか分からないだけに、持続可能な規制案を模索し、金融市場の安定性を促進できる解決策を講じなければならない」と明らかにした。

コロナの拡散で上海市は先月28日以降、住民の外出禁止など強力な封鎖措置を施行している。上海浦東地区では、ファンドマネジャーやトレーダーなど2万人以上の金融会社の社員らが、オフィスに簡易ベッドやマットレスを敷いて生活しているという。

ロイター通信は「今回の封鎖によって上海の金融専門家たちはビジネス展望を悲観的に見ており、日常生活が一変した」とし「今後封鎖が緩和されれば、香港やシンガポールなど他の都市に脱出する準備をしている」と指摘した。

封鎖から1か月目を迎えた上海の新規感染者数は、24~25日をピークに減少している。中国上海市衛生健康委員会は27日、新規確定者数が1万622人(無症状者含む)で、前日の1万3562人より減少したと発表した。
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