韓国の脱北団体、対北ビラ100万枚「散布」…「検事が首領となった偉大な国、韓国」

「対北ビラ散布」を主導してきた韓国の脱北民団体“自由北韓運動連合”は、100万枚の対北ビラを散布した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

自由北韓運動連合はきょう（28日）、自分たちを「脱北者たちの前衛部隊」と表現し「去る25日と26日の二日にわたって、キョンギド（京畿道）キンポ（金浦）地域から20個の大型アドバルーンにより100万枚の対北ビラを送った」と明らかにした。

彼らはアドバルーンに「検事が首領となった偉大な国、大韓民国の12番目の大統領“ユン・ソギョル（尹錫悦）”」という文とともに、ユン氏の大型写真を付けて送った。

自由北韓運動連合は「25日、キム・ジョンウン（金正恩・総書記）は北傀（北朝鮮の傀らい政権）軍の創立90周年閲兵式で、核・ミサイルにより大韓民国と人類を脅かす暴言と狂気を余すことなく露わにしたが、これに怖じ気づいたムン・ジェイン（文在寅）政府は抗弁の一言も言うことができず、5000万の国民を暴悪な偽善者である金正恩による核の人質にならしめた」として、現政府を非難した。

つづけて「野蛮な金正恩の首席報道官、忠実な召使いへと変貌した文在寅逆徒は、大韓民国の憲法を蹂躙（じゅうりん）し、キム・ヨジョン（金与正・朝鮮労働党第1副部長）の命令法である “対北ビラ禁止法”まで操作し、主敵に上納しごまをすった」と主張した。

さらに「反対に、自国の国民の自由は抑圧し弾圧するという背倫を犯す中、金正恩の核・ミサイルの脅迫はより一層乱暴となり、大韓民国の国威と安保は風前の灯火となってしまった」と伝えた。

最後に「我々は、どのような殺人の強迫・監獄の恐喝があっても、2000万の北朝鮮同胞が待っている自由の手紙・希望の手紙・事実と真実の手紙である対北ビラを送り続ける」と強調した。