大韓帝国最後の皇帝である順宗と順貞孝皇后が乗っていた「御車」と呼ばれる自動車が80年ぶりに姿を現す。国立古宮博物館が28日に開催する順宗と順貞孝皇后の御車行列再現行事で披露される。
 この再現行事は昌徳宮から鍾路、世宗路交差点、世宗路を経て古宮博物館までのコースで行われる予定で、御車は実際に走るのではなく、特殊車両に乗せられ移動する。

 順宗の御車は米国のゼネラルモーターズ(GM)が1981年に製造したキャデラックリムジンで、順貞孝皇后の御車は英国のダイムラーが1914年に製造した。いずれも登録文化財318号と319号に指定されており、7人乗りで車体の色も似ている。ドアや車内には当時の皇室の紋様が施されている。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0