中国最高の保健最高権威者のチュンナンサン(鐘南山)氏が特定業者と関係を公開せず、新型コロナの治療法を繰り返し広報しているという疑惑が出た。

25日(現地時間)、フィナンシャル・タイムズはチュンナンサン(鐘南山)氏がホンイル薬業との緊密な関係を隠し、医学誌などを通じてホンイル薬業と関連した治療法を積極的に広めていると報じた。

フィナンシャル・タイムズは、ホンイル薬業財務報告書によると、チュンナンサン氏が2011年に設立した慈善団体「鐘南山医療財団」を通じて特定製薬技術会社の持株を6.25%保有していると報じた。

また、チュンナンサン氏はホンイル薬業の取締役であり、ホンイル薬業の持株を12.5%保有しているという。

外交シンクタンク委員会の世界保健先任研究員は「証拠に基づいた治療指針の一つとしての提案だが、利害衝突関係を含むのは別の問題だ」とし、「チュンナンサン氏が民間企業と協力する中国唯一の公衆保健公務員ではないが、彼の名声と影響力を考慮する必要がある」と指摘した。香港薬剤師協会は「チュンナンサン氏が製品を広報しているなら、このような関係を明確に説明しなければならない」と述べた。

チュンナンサン氏と国家衛生健康委員会は、これに対する返答はない。チュンナンサン氏は新型コロナが始まった時、中国保健当局である専門家グループリーダーに任命された。

また、2003年のSARSに続きコロナの防疫過程で「国民的英雄」として浮上し、2020年9月に最高勲章を受けている。
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