卞良均(ピョン・ヤンギュン)前青瓦台(大統領府)政策室長が申貞娥(シン・ジョンア)元東国大学教授に便宜を図ったとされる事件を捜査中のソウル西部地検は23日、拘束期間満了に合わせ29~30日ごろ2人を拘束起訴する方針を明らかにした。
 検察によると、申氏は学芸室長として勤務していた省谷美術館に寄せられた後援金の一部を着服したほか、米エール大学の博士学位証明書を偽造し東国大学教授と光州ビエンナーレ芸術監督に就任した疑いをもたれている。一方、卞前室長は申氏のために大手企業に圧力をかけ美術館に後援金を出させ、東国大学理事長・英培(ヨンベ)僧侶が法師を務める蔚山市蔚州郡の寺に予算を違法に支援するなど、職権乱用と第3者わいろ授受の嫌疑を受けている。

 検察はまた、申氏とともに美術館の金を横領した疑いのあるパク・ムンスン館長も2人とともに起訴することを検討している。


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