政権引き継ぎ委員会「北の閲兵式、核・ミサイル脅威が “立証”」…「”抑止能力”が急がれる」＝韓国

韓国の政権引き継ぎ委員会は、きのう（25日）北朝鮮が “朝鮮人民革命軍創建90周年記念閲兵式”を開催したことについて「北朝鮮の核・ミサイルは我々にとって厳重な脅威となっているため、これを抑止できる能力を備えることが急がれる」ときょう（26日）伝えた。

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引継ぎ委員会の首席副報道官は、この日の午後の会見を通じて、北朝鮮軍の創立日4月25日の行事に対する声明文を発表した。

首席副報道官は「4月25日、北朝鮮は、キム・ジョンウン（金正恩）総書記が主管する、いわゆる北朝鮮軍創立90周年閲兵式行事を行なった」とし「この行事で北朝鮮は、核弾頭の演出をし多様な手段を公開することで、“戦略武器最優先5大課業”に必要な武器と核能力を宣伝した」と伝えた。

つづけて「北朝鮮は閲兵式を通じて、この5年間表面的には平和と対話を主張しながらも、実際には朝鮮半島はもちろん、北東アジア・世界の平和を脅かす手段開発に没頭してきたということを立証した」と語った。

また「新たに発足するユン政府は、米韓同盟を強化し北の核とミサイル危機に対応する韓国型3軸体系能力を速やかに完成させ、軍事的超格差技術と武器体系開発を並行していく計画だ」と語った。