23日、米国政府が運営する国際放送“ボイス・オブ・アメリカ(VOA)”によると、古川勝久 国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル元委員は前日、オーストリアの民間研究団体“オープン・ニュークリア・ネットワーク(ONN)”を通じて発表した報告書で、先のように説明した。
古川氏は報告書を通じて「今月19~20日に撮影された商業用衛星写真には、坑道の新たな入口周辺が3度拡張され、地盤が固められた。道路を建設している情況も捉えられた」と伝えた。つづけて古川氏は「これは、重装備の車両や計測支援装備を内部に搬入するための作業だ」と分析した。
北朝鮮は今年1月、核実験・ICBM(大陸間弾道ミサイル)発射のモラトリアム(猶予・中断)の撤回を示唆した後、ICBMを発射した。また、近いうちに「核実験」を行なうのではとみられている。
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