韓国金融サービス会社「BCカード」、北東アジアの砂漠に「野球場25個分の森」造成へ

韓国金融サービス会社「BCカード」が、独自の「Paperless（ペーパーレス）」制度を通して設立した環境基金で北東アジアの砂漠化地域に25ヘクタール規模の森を追加で造成すると20日、明らかにした。

　ペーパーレスは2012年5月、BCカードが韓国環境産業技術院とともに自社が導入したカード売上伝票未出力制度。参加加盟店は、カード決済時に顧客の希望に従い領収書（レシート）発行を省略することができる。この過程で、不必要な「紙の消費」を減らし、節約した費用を環境基金にまわしている。

　この活動を通して、BCカードは来年6月まで韓国環境産業技術院、社団法人プルンアジア、社団法人未来の森とタッグを組み、モンゴルや中国の砂漠に25ヘクタール規模の森を造成する計画だ。

　BCカード関係者は「これらの活動で累積3万5000トン規模の温室ガス排出低減効果が予想される」とし、「これは自動車およそ29万台が毎年排出する温室ガスの規模」と説明した。