「徒歩の橋」の補修工事の様子(在韓国連軍司令部のフェイスブックより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「徒歩の橋」の補修工事の様子(在韓国連軍司令部のフェイスブックより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が2018年4月27日の南北首脳会談で一緒に散策した、南北軍事境界線のある板門店の韓国側に位置する「徒歩の橋」が補修工事に入った。在韓国連軍司令部が15日、交流サイトのフェイスブックで伝えた。

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 同司令部は工事の様子を収めた写真を掲載し、「板門店の共同警備区域(JSA)見学者の訪問、そしてこの先の雨風に耐えられる場所へと数週間かけて補修していく」と説明した。

 徒歩の橋は湿地の上に設置された長さ50メートルの短い橋。元々は一直線の橋だったが、18年の南北首脳会談の際に両首脳が座って話ができるよう、幅2メートル、長さ34メートルの区間を新設し、現在のT字型になった。

 だが、新設区間の地盤が湿地だったため地盤沈下が起き、板門店を訪れた見学客は両首脳が対話を交わした歴史的な場所に近づくことができずにいた。


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