文大統領はきょう(14日)SNSを通じて「事実と異なる主張が横行し、環境相が国民に直接知らせようとフェイスブックにあげ、私も共有した」として、韓国の温室ガス排出量の増加率が世界の平均よりも低いという点を強調した。今月11日、ハン・ジョンエ(韓貞愛)環境相は自身のSNSを通じて「わが国の温室ガス排出量は増加したが、その増加率は他国の平均より低い水準だ」と伝えた。
文大統領は「わが政府は温室ガス排出とPM2.5の削減においても意味のある成果を収めている」とし「わが国は2018年に温室ガス排出のピークを迎え、石炭発電所の稼働中断など政府の削減努力により大幅に減少転換した」と伝えた。
つづけて「ただ2021年には景気の反騰によって再び上昇したが、全世界の平均“4.9%増加”に備え、わが国は4.2%上昇したことにより、全体的には減少の流れが維持されている」と説明した。
また文大統領は「2030年のNDC(国別削減目標)は困難な道だが、我々は成し遂げることができるし、また必ず成し遂げなければならない目標だ」と伝えた。
政権引き継ぎ委員会のウォン・ヒリョン企画委員長はきのう(13日)「(共に)民主党政権は炭素排出を減らすと言っていたが、2021年の温室ガス排出は前年対比で4%増加した」とし「これは原子力発電が減少した一方、石炭発電が小幅に増加し、LNG発電の16%急増によるものだ」と主張した。また「文政権のカーボンニュートラル政策は、実際には実現の可能性が低い反面、民生への圧迫はひどくなっていくだろう」として、現政府が掲げたNDCの修正を予告した。
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