釜山地検を出る鄭允在前青瓦台儀典秘書官=18日、釜山(聯合)
釜山地検を出る鄭允在前青瓦台儀典秘書官=18日、釜山(聯合)
鄭允在(チョン・ユンジェ)前青瓦台(大統領府)儀典秘書官と釜山の建設会社代表キム・サンジン容疑者の癒着疑惑を調査している釜山地検は18日、鄭前秘書官をあっせん受財と政治資金法違反の疑いで拘束収監した。令状を審査した釜山地裁は、検察の追加捜査で犯罪嫌疑の相当部分が証明され、被疑者の主張が一部事実と異なることが明らかになったため拘束の判断を下したと説明している。
 鄭前秘書官は、税務調査で便宜を図った見返りにキム容疑者から昨年12月と今年2月にそれぞれ1000万ウォン(約126万円)を受け取った疑い、鄭前秘書官の兄の会社が12億6000万ウォン相当の工事を受注できるようキム容疑者に頼んだ疑いがもたれている。あわせて、検察の補完捜査で2005年11月に知人の男性から1億ウォンを受け取った疑いも浮上した。

 検察は先月20日に鄭前秘書官について令状を申請したものの棄却され、31日から補完捜査を再開していた。


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