北朝鮮の朝鮮中央通信と朝鮮労働党機関紙・労働新聞は7日、金主席の生誕110年を記念し、生前の活動の様子を収めた中央写真展覧会が前日に平壌の人民文化宮殿で開幕したと報じた。同所では中央研究討論会も開かれ、金主席の業績をたたえる論文が発表された。
平壌では国家産業美術展示会も始まった。金主席が高く評価していたトラックの図案などが展示されている。
10~18日には平壌で「4月の春人民芸術祝典」が、10~20日にはオンライン国際芸術行事「4月の春親善芸術祝典」がそれぞれ開催される。平壌市内にはこれら行事の開催を祝う宣伝画が掲示され、祝祭ムードを盛り上げている。
北朝鮮は、新型コロナウイルス流行の長期化や国際社会による制裁で疲弊した住民をなだめ、結束を図る機会として、金日成主席の生誕110年、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の生誕80年という今年の節目の記念日を積極的に活用している。
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