児童に対する性的虐待容疑で国際手配されているカナダ人の男が、7年前から韓国内で英語講師として活動していた事実が明らかになった。警察庁関係者が17日に明らかにしたもので、男は2000年に韓国に入国し、ソウルや京畿道城南市など首都圏で英会話学校の講師として活動していた。今年8月に入国し光州の外国人学校で勤務していた2か月間を含め、都合4年半にわたり国内に滞在していた。警察は元勤務先の関係者から、生徒らに対する性犯罪事件がなかったかどうかを調査しているが、これまで国内での犯罪は確認されていない。
 男は今年8月15日から1年間の契約で光州の外国人学校で教師として勤務していたが、国際刑事警察機構(ICPO)による顔写真公開から2日目となる今月11日にタイ・バンコクに向け出国した。男はベトナムやカンボジアで6歳から10歳までの男児12人に対し性的虐待を行い、撮影した画像をインターネットサイトに掲示するなどしていた。ICPOはアジア全域での捜査を進めており、サイトを通じてこの男の写真を掲載するなど情報提供を呼びかけている。


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