検察によると、組織は昨年10月から今年6月までの間、中国から時価224億ウォン(約28億3200万円)相当の覚せい剤6.74キログラムを7回にわけて国内に持ち込み、ほとんどを日本の暴力団組織に売り渡し、一部を国内で販売した疑い。中国からの麻薬類を直接日本に密輸出すると空港や港湾での検査で発覚するケースが多いが、麻薬犯罪発生率が低い国として認識されている韓国を経由すれば、比較的検問がスムーズに行くという点を悪用したもの。
またこの組織は、組織員の1人が日本の指定暴力団山口組系の組長クラスの人物と姻戚関係にあることから、山口組に覚せい剤販売ルートを開拓していた。検察は日本の捜査当局と協力し、山口組に対する捜査も行っている。
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0