統計庁が17日に発表した9月の雇用動向によると、先月の失業者数は71万9000人で、前年同月比4万7000人の減少となった。失業率は3.0%で同0.2ポイント改善した。季節調整後の失業率は3.2%で前月と同じだった。15歳から29歳の青年層では失業率が7.0%を記録したが、前年同月より0.3ポイント改善した。
 雇用率は男性が71.5%、女性が49.4%で、合わせて0.2ポイント上昇の60.2%となった。経済活動人口は2434万1000人で24万5000人(1.0%)増加し、経済活動参加率は62.0%だった。非経済活動人口は1491万8000人で16万人(1.1%)増加した。

 先月の就業者数は2362万2000人で、前年同月に比べ29万2000人の増加にとどまった。政府が目標としている30万人の雇用創出は2か月連続で達成できなかった。就業者数増加は6月が31万5000人、7月が30万3000人と目標の30万人を超えていた。

 産業別就業者増加数は、事業・個人・公共サービスが36万6000人、電気・運輸・通信・金融が5万9000人となったが、農林漁業はマイナス6万4000人、製造業が3万4000人減、卸・小売り・飲食宿泊業が2万7000人減を記録した。

 年齢別では20代が10万8000人、30代が9万5000人減少した。15~19歳が2万1000人増、40代が5万6000人増、50代が31万1000人増、60歳以上が10万8000人増となっている。


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