中国・河北省のPCR検査場で「赤ちゃんが死亡」という“うわさ”が広まる…警察は「フェイクニュース配信」の疑いで女を逮捕(画像提供:wowkorea)
中国・河北省のPCR検査場で「赤ちゃんが死亡」という“うわさ”が広まる…警察は「フェイクニュース配信」の疑いで女を逮捕(画像提供:wowkorea)
中国・河北省で、1歳の赤ちゃんが新型コロナウイルスのPCR検査を受ける過程で死亡したという“うわさ”が広がり、市民の間で不安が広がった。しかし、警察当局はこのうわさがデマだったと発表し、うわさを広めた疑いで女性を緊急逮捕した。

 中国メディア「央視新聞」によると今月3日、河北省の唐山豊潤公安局に「『1歳の赤ちゃん、PCR検査でボランティアに刺し殺される』というタイトルの動画が広まっており、人々の間に不安が高まっている」という通報があった。その後、警察が調査したところ、動画は1人の女性が作成したフェイクニュースだったことが判明した。

 動画に映された場面は、実際にはPCR検査にたずさわっている医療スタッフが赤ちゃんに応急手当を施しているところだった。報道によると、この赤ちゃんは家で窒息しているのを保護者が発見し、同居住区のPCR検査場に連れて行って医療スタッフに応急手当を頼んだもの。その後、赤ちゃんは病院へ運ばれ、現在命に別状はないという。

 報道によると、容疑者の女は犯行を認めており、現在警察で調査を受けている。
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