間接的に便りは聞いていたが、1年ぶりに会ったイ・ワンは外見的に大きく変わっていた。ぜい肉ひとつないスリムな体格に、適度についた筋肉は、昨年見せた“ムキムキ”のミスターコリア級の体格とは違った。

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その上、肌が焼けたことでより雰囲気があるように見えた。外見的な変化のためだろうか。イ・ワンに対する印象も一段と変わった。青年に成長したような感じだった。イ・ワンも自身の変化に満足気な表情だった。

<b>アウトサイダー イ・ワン</b>
イ・ワンは来月7日に初回放送されるKBS 2TV水木ドラマ『インスンは美しい』(脚本:チョン・ユギョン/演出:ピョ・ミンス)で、1年8か月ぶりにカムバックする。殺人を犯し服役するインスン(キム・ヒョンジュ)と深い因縁でつながっていくクンス役を演じる。

クンスは孤児として育ったために、歪んだ性格のアウトサイダーとして登場する。イ・ワンを世に広めたSBSドラマ『天国の階段』『天国の樹』に続き、今回もまた反抗児のキャラクターを演じるわけだ。
「僕はワイルドに見えるみたい。韓国だけでなく、日本でも反抗児的なイメージが愛されていて驚いた。今回も少し歪んだキャラクター。根っからのワルではなくて、インスンの過度な愛情が負担になり、どうやって感情を表わしていいのかわからないキャラクターです」。
また“反抗児”役かという質問に、イ・ワンは断固たる表情でこれまでのキャラクターとの違いを説明した。

イ・ワンは『インスンは美しい』の第3話から本格的に姿を現す。ドラマ前半部にかけて、短いが強烈なカリスマを見せることになる。劇中インスンの妹に接近し利益を得ようともする。

しかし、殺人を犯したインスンの秘密を解き明かし、どこかに消えてしまう。イ・ワンの表現によると、「他の星に行く」だった。ピョ・ミンスPDの『君はどの星から来たの』を念頭においた答え。寒いユーモアは相変わらずだった。

<b>インサイダー イ・ワン</b>
イ・ワンは休日は何もしないでひたすら家にいるという。せいぜい出かけても、自宅近くで友人とビールを1杯飲むことと“ほろ酔いスポーツ”が全部だ。寂れたビヤホールで気が合う友人たちとビールを飲むのが日常の楽しみだ。酔いが回れば運動場に場所を移し、筋トレをして酔いをさます。

同じ年頃の俳優たちとは本当に異なる姿だ。トップスターの姉(キム・テヒ)を持つが、いざ自分はというと、芸能人の友人も特にいない。同ドラマの撮影直前、後輩のパク・シネと「お互いに頑張ろう」とメールをやりとりしたくらいだ。

パク・シネは『天国の樹』で共演した縁で連絡を取り続けている。彼女は現在、MBC週末ドラマ『カクテギ』に出演しており、お互いにそれぞれベストを尽くそうと激励し合っている。
イ・ワンは、「僕と同年代の俳優さんと仕事したことも少なく、外交的な性格でもないので、友達を作る才能もない。だけど、芸能人の友人が少なくて不便な点はない」と語る。

しかし、『インスンは美しい』を撮影しながら、気が合う先輩を1人得た。それはキム・ミンジュンだ。2人とも口数が少ないキャラクターだが、どうやって親しくなったのだろうか。「年の差はあるけれど、2人ともオートバイが好きで気が合うみたい。劇中、息を合わせることの多いキム・ヒョンジュさんとは、まだ少しぎこちない。撮影に入れば目を合わせて演じられるけど、“カット!”の声がかかるとよそよそしい。早く親しくならないと」

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