正恩氏、北朝鮮全域に大々的な住宅建設のため平壌市内建設現場を視察(画像提供:wowkorea)
正恩氏、北朝鮮全域に大々的な住宅建設のため平壌市内建設現場を視察(画像提供:wowkorea)
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が完成間近のピョンヤン(平壌)市内の住宅地区を視察したと朝鮮中央通信が3日、報じた。金総書記は昨年からことしにかけて、平壌市内にある住宅建設現場を4度にわたって視察している。

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 朝鮮中央通信はこの日、「正恩同志がチュング(中区)駅キョンロ洞に位置する住宅地区を訪れた」とし、「党中央委員会組織秘書であるチョ・ヨンウォン、中央委員会第一副部長のリ・ヒヨン、党中央委員会副部長らのキム・ヨジョン(金与正)、ヒョン・ソンウォル、キム・ヨンス同志らが同行した」と明らかにした。

 今回視察の場となったは、キム・イルソン(金日成)主席が1970年代に主席宮に移る前まで住んでいた官舎がある場所だ。ここに建設された住宅は、各部門の功労者や科学者、教育者など模範功労者に贈られる計画があると伝えられた。

 報道によると、金総書記は視察現場で「首都の中心にわれわれ党の建築美学史上が徹底的に実装され、現代性と便利性がすばらしく結合された新たな形式の住宅建設の見本が創造された」とし、「党中央は、これを非常に喜ばしく考えている」と満足感を示したという。

 朝鮮中央通信は「建設部門事業は国の全般的な国力を提示し、人民らをわれわれ式の社会主義文明に先導する重要な政治的事業」としたうえで、「意味深い太陽節(故金日成主席の誕生日で、北朝鮮の祝日)前夜に各部門から選抜された対象世代に入社証を付与し、竣工式を意義のあるように進行することにおいて課題を与えてくださった」と伝えた。

 一方、北朝鮮は昨年から、平壌に毎年1万戸、計5万戸の住宅を建設する「5か年計画」に取り組んでいる。

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