中国・上海、本日(1日)より西側エリアの封鎖開始=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・上海、本日(1日)より西側エリアの封鎖開始=中国報道(画像提供:wowkorea)
本日(1日)午前3時より、中国・上海市の西側エリアが封鎖された。

上海市は、市中心部を流れる黄浦江(こうほこう)を境に東と西に分け、3月28日午前5時~4月1日午前5時まで東側エリアを封鎖し、大規模なPCRスクリーニング検査を行ってきた。

東側エリアでは封鎖された4日間に2回のPCR検査が行われ、累計1800万を超える検体が採取された。スクリーニング検査で見つかった陽性者は全て、所定場所での集中隔離もしくは拠点病院での隔離治療の措置が取られている。

上海市衛生健康委員会の鄔惊雷(ウー・ジンレイ)主任は、1日午前に開かれた記者会見で、東側エリアにおける2回のPCRスクリーニング検査の結果について、「(新型コロナウイルスの)陽性検出率がやや低下している。連続してスクリーニング検査を行うことで、確実に陽性者を見つけ出すという初期段階の目標を達成できた」とし、「これはウイルスの伝播を一刻も早く遮断し、感染の拡大を抑制するのに重要な役割を果たす」と話した。

同委員会の発表によると、前日3月31日の一日で、上海市において新たに4502人の新型コロナウイルス感染者が確認されている。そのうち358例が感染確定者、4144人が無症状感染者である。

29日~31日までの3日間で上海の感染者数は減少傾向(29日:5982人、30日:5653人、31日:4502人)を見せている。

本日(1日)から封鎖された西側エリアにおいても、全市民に対する大規模なPCRスクリーニング検査が順次実施されている。

Copyrights(C)wowkorea.jp 105