韓日両国のおまつりがひとつになる「韓日交流おまつり2007」が20日から21日にかけ、ソウル市庁舎前広場と清渓広場一帯で開催される。今年で3回目を迎える「おまつり」は2005年に韓日国交正常化40周年を記念して初めて開かれ、今年は両国から62団体、1800人が参加する大規模なものとなる。両国の文化交流の立役者となった朝鮮通信使の日本派遣400年という節目の年でもあることから、朝鮮通信使の行列再現など多彩なプログラムが準備されている。

20日午後4時30分から始まるパレードには両国の24団体が参加し、清渓広場から市庁舎前広場までの800メートル区間でさまざまな踊りなどの公演が2時間にわたり披露される。パレードは朝鮮通信使の行列再現と、秋田の竿灯祭りで締めくくられる。

 市庁舎前広場の特設ステージでは、琉球音楽や日本各地を代表する民俗芸能団体による伝統公演、全羅南道珍島のカンガンスルレ、慶尚南道固城郡の固城農謡、武術パフォーマンスの武舞などが披露される。また清渓広場では会期中、両国の自治体が各地域の観光商品や特産品を紹介するブースを設け、観光PRを行う。ここでは両国の伝統工芸を体験できるコーナーも設置される予定だ。

 このイベントは韓日交流おまつり2007実行委員会が主催し、外交通商部、文化観光部、ソウル市、駐韓日本大使館、国土交通省などが後援する。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0