ソウル大学病院の労使が15日に実務交渉を行い、すべての案件について意見の歩み寄りをみせ実務合意に至った。同日夜に本交渉を行い最終妥結を話し合う予定だ。
 ソウル大学病院の労働組合は10日から同病院と銅雀区の市立ポラメ病院でストライキを行っていた。交渉が妥結した場合、組合員らは早ければ16日午前にも職場に復帰するものとみられる。

 労使は中核争点だった構造調整案に関し、病院側が年俸制と成果給制、チーム制などの計画を立てる際は遅くとも2か月前までにこれを労組に知らせ、十分に協議することで合意した。5月末現在の勤続年数が2年以上の非正職員230人を正職員に転換するほか、2年未満の非正職員に対しても雇用を保障する。

 労組は、交渉妥結から1週間以内に組合員投票を経てスト撤回の有無を最終決定する。


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