韓国美術界の巨匠、金煥基氏のNFT作品3点が7億ウォン台で落札(画像提供:wowkorea)
韓国美術界の巨匠、金煥基氏のNFT作品3点が7億ウォン台で落札(画像提供:wowkorea)
韓国抽象美術の巨匠、キム・ファンギ(金煥基、1913~1974)氏の代表作である「宇宙」のNFT( 非代替性トークン)作品3点が、合わせて7億ウォン(約7000万円)台で落札された。

 ソウルオークションブルーの子会社「エックスエックスブルー(XXBLUE)」は26日、アップビートNFTで行われたオークションで、「宇宙」のNFTエディション3点が、計194イーサリアム(約7億3700万ウォン=約7343万円)で落札されたと発表した。韓国NFTエディションでは最高価格。

 1番エディションが77イーサリアム(約2億9000万ウォン=約2889万円)、2番・3番エディションが各々58.5イーサリアム(約2億2000万ウォン=約2192万円)で販売された。競売開始価格は2億ウォン(約1992万円)で、落札者には「宇宙」のデジタル版であるNFT作品をLGオレドTVに入れて渡される。

「宇宙」は金氏の作品の中で、唯一絵画2点で製作された大作だ。2019年11月、クリスティーズ香港オークションで131億8750万ウォン(約13億1390万円)で落札された。韓国美術品史上初めて、オークションで100億ウォン(約10億円)の大台(落札基準)を超えた作品だ。
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