韓国ソウルの自宅療養者、累計200万人を超え…死亡者も増加(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルの自宅療養者、累計200万人を超え…死亡者も増加(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス大流行が続き、ソウル地域の累計自宅療養者が200万人を超えた。ソウル全体人口の5人に1人は新型コロナウイルスに感染し、自宅療養しているということだ。最近、ピークに達して、拡散の勢いはやや下火になったものの、重症者が徐々に増えており、死亡者も増加傾向だ。

 25日、ソウル市によると同日午前0時基準、ソウル地域の新型コロナウイルス新規感染者は6万6943人(24日発生)と集計された。これは歴代最大値を記録した17日(12万8356人)より6万1413人、前日(7万7770人)よりは1万827人減少した数値だ。

 新型コロナウイルスによる死者は直近24時間の間に59人確認され、累計3307人となった。

 ソウルの1日の感染者数は最近1か月間、オミクロン株の拡散とともに毎週2倍ほど増えており、急激に増加している。今月8日に7万人台、12日に8万人台、17日に12万人と大流行が続いていたが、今週に入って検査件数が増加した今月23日を除いて4万~6万人台とやや落ち着いたようすだ。

 新規感染者が毎日数万人ずつ発生し、自宅療養者は30万人台と高い水準を維持している。25日午前0時基準、ソウル地域の自宅療養者は32万3704人だ。今月16日(30万1752人)に初めて30万人台を突破して以来、10日間30万人台を記録している。

 新型コロナウイルスに大流行が続き、重症者も増えている。現在、ソウル市の重症患者専担病床は705床で、使用中の病床は456床で、稼働率は64.7%だ。感染病専担病院と生活治療センターの稼働率はそれぞれ49.5%、32.2%だ。

 一方、ソウル市は感染症専担病院内の従事者の感染が増加したことにより、「感染症専担病院」の運営に支障がないように、期限付きで395人の人材採用を緊急支援する計画だ。病院内の医師、看護師など医療従事者だけでなく、病院内の清掃、リネン交換、移送など医療従事者以外のスタッフの感染も多くなっており、医療従事者以外のスタッフの一時的な採用を支援する予定だ。


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