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スマホに「過度に依存」24%に増加 10代は37%=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国でスマートフォン(スマホ)を使う人のうち、スマホに過度に依存していると見なされた人の割合が昨年24.2%となり、前年(23.3%)から小幅に拡大したことが24日、科学技術情報通信部の実態調査で分かった。特に子どもと青少年の依存度が高い。同部は、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化により外での活動が減り、スマホで映画やテレビ番組、動画を視聴したりゲームやメッセージングサービスを利用したりする時間が増えたことが影響したと分析した。 科学技術情報通信部は全国17市・道の1万世帯を対象に調査を実施。スマホを使用する度合いを自分で調節する力が弱まり、日常生活に支障を来し始める段階を「潜在的なリスク群」、スマホ使用をコントールする力を失い、日常生活に深刻な問題が起きている段階を「高リスク群」に分類し、これら両リスク群を依存度が過度に高いと判断した。 その割合を年齢層別にみると、満10~19歳が37.0%と最も高い。前年から1.2ポイント上昇した。満3~9歳も28.4%(1.1ポイント増)に上った。20~59歳は23.3%(1.1ポイント増)、60代は17.5%(0.7ポイント増)だった。 また、社会のデジタル化が進む中、インターネットなどを使える人と使えない人の間で情報格差(デジタルデバイド)が生まれているが、昨年は情報弱者の状況が改善したことが分かった。 デジタル情報へのアクセス、機器の利用、情報の活用の度合いを基に、一般国民のデジタル情報化の水準を100とした場合、情報弱者の水準は75.4だった。前年に比べ27.2ポイント改善した。この調査は低所得層や障害者、農漁業従事者、高齢層など全国の1万5000人を対象に実施された。