防疫当局は23日から感染者が減少に転じると予測しており、実際の感染者数は先週と比べ減少した。しかし感染者が全国民の20%を超えたため、減少は非常に緩やかになるとみられる。伝播力が従来のオミクロン株より30%程度強いステルスオミクロンも減少を遅らせる要因となる見通しだ。
きょう午後1時にはMSD(メルク・アンド・カンパニー)の経口用治療剤ラゲブリオ約2万人分がインチョン(仁川)空港に到着する。ラゲブリオの入院と死亡予防効果は30%で、パクスロビド(効果88%)の半分にも満たない。しかし感染者の急増によりパクスロビドが不足する可能性があるため、当局はラゲブリオの導入を電撃決定したものとみられる。パクスロビド約4万4000人分もきょう仁川空港を通じ国内に到着する。
中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は39万5598人と集計された。国内発生の感染者は39万5531人、海外流入の感染者は67人で、累積感染者は1082万2836人だ。
入院中の重症者は1081人だ。死亡者は470人で、このうち20代が3人、30代3人、40代5人、50代18人、60代31人、70代94人、80歳以上が316人だった。累積死亡者は1万3902人(致命率0.13%)だ。
全国の重症者専門病床の稼働率は64.6%(1825床使用中)を記録した。在宅治療者は187万3582人、このうち集中管理群は40万8031人だ。
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