今月(3月)19日、韓国大統領府国民請願掲示板には「4回目接種後、愛する弟を失いました」というタイトルの請願が掲載された。
亡くなった40代男性Aさんの実兄のBさんは、14日午前Aさんが死後、新型コロナ検査で陽性判定を受けたが、ワクチンとの因果関係を立証されなかったと明らかにした。
Aさんは、2014年に糖尿合併症で透析を行わなければならない状況だった。幸いにもBさんの腎臓移植により健康を取り戻したが、生涯免疫抑制剤を服用しなければならない基礎疾患を患った。
Bさんは「基礎疾患者は高齢者と共に、一番初めにワクチン接種を強要され、われわれのような市民はそれが正しいと思い、政府の意図通りに接種を続けた」と話を切り出した。
続いて「3回目接種後までは頭痛、発熱などの異常症状があったが、薬を服用すると良くなった」と副反応があったことを明らかにし、「しかし今月12日、4回目接種後の夜から高熱が出て解熱剤を服用した」と当時の緊迫した状況を説明した。
Aさんは、娘がタオルで体を拭いても熱が下がらない状態で、翌日食事もしっかりできず、アルバイト先に娘を迎えに行くことができないほど、体調が悪化してしまった。
Bさんは「死んだ弟の家に来ているが、寝ることができない」とし「弟は離婚後、二人の娘を一人で育てていたが、今後どのように生きていけばよいか、漠然とする」と心境を表した。
彼は「国家の言う通りに接種したが、死に対する補償も受けられず、娘はこの世にたった一人の父を失い、生活をしていくこともできなくなった」とし「現在、法的には福祉と一部の物品支援、割引などが最大の支援策であるため、市役所の職員も気の毒そうにしていた」と説明した。
最後にBさんは「どうか弟のような死が再発されないよう、4回目接種および急性心筋梗塞に対する因果性も再考してほしい」と伝えた。
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