盧貞姫、中央選挙管理委員会委員長(画像提供:wowkorea)
盧貞姫、中央選挙管理委員会委員長(画像提供:wowkorea)
先の大統領選挙での期日前投票におけるずさんな管理問題で、国民の力などから辞任の圧力を受けてきたノ・ジョンヒ(盧貞姫)中央選挙管理委員会委員長が17日、選挙管理委員全体会議で今後も(現職を)続けるという意思を明らかにした。

盧委員長はこの日の午前、政府クァチョン(果川)庁舍で開かれた選挙管理委員全体会議を主宰した。会議は期日前投票のずさんな管理問題により、前日に辞意を表明したキム・セファン事務総長の免職議決のために召集され、盧委員長をはじめ委員7人が出席した。

選挙管理委員会の盧委員長は全体会議を主宰し「委員長としての責任を感じ、今後も選挙管理をよりしっかりとやっていく」という趣旨で発言したという。

選挙管理委員会の関係者は「会議で辞任の言及はなく、別の委員たちも進退の言及はしなかった」と伝えた。

盧委員長はこれに先立ち、午前中の出勤時と会議の前後に取材陣から「去就関連の考えを表明する計画はあるか」「辞任するつもりはないか」などの質問を受けたものの、一切答えなかった。

現職の最高裁判所判事として非常勤委員長を務める盧委員長は、会議直後の午前10時15分ごろ、政府庁舎を離れ、最高裁判所に向かった。

これに先立ち、全国の市・道選挙管理委員会と中央選挙管理委員会所属常任委員15人は前日‘信頼回復と成功的選挙管理のための常任委員団建議文’を発表し、盧委員長に国民に対する謝罪と去就表明を要求した。

この日の会議では、キム事務総長の免職を議決し、後任の事務総長を選ぶ手続きは行わなかった。キム元事務総長は、大統領選の期日前投票でのずさんな管理事態の責任を取り、辞意を表明している。

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