昨年12月にソウルで開かれた韓米の外交当局高官による経済協議会に出席したフェルナンデス氏(左)と崔鍾文氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
昨年12月にソウルで開かれた韓米の外交当局高官による経済協議会に出席したフェルナンデス氏(左)と崔鍾文氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】米バイデン政権が提唱する「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」について韓国政府が近日中に立場を表明する予定であることが16日、分かった。 外交部の崔鍾文(チェ・ジョンムン)第2次官がこの日午前に開かれたフェルナンデス米国務次官(経済成長、エネルギー、環境担当)との電話協議で明らかにした。 崔氏はIPEFについて、韓国政府は基本的に歓迎する立場とし、関連官庁が検討を進めていると伝えた。 IPEFはバイデン大統領が昨年10月の東アジア首脳会議(EAS)で発表したインド太平洋地域の共同繁栄に向けた包括的な経済協力構想で、中国けん制のための経済連帯という側面が強いとの分析もある。 米国は昨年から韓国の同枠組みへの参加を要請しているという。 崔氏はまた、ウクライナに侵攻したロシアへの制裁に加わる韓国の努力を説明。これに対しフェルナンデス氏は深い謝意を表し、韓米同盟がさらに堅固になっていると評価した。
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