キム・ヘギョン夫人(画像提供:wowkorea)
キム・ヘギョン夫人(画像提供:wowkorea)
韓国の警察が、第20代大統領選挙候補者関連の各種疑惑事件に対する捜査を本格化することを明らかにした中、一部疑惑を提起した告発人召喚調査に着手したことが確認された。

15日、捜査当局によると、キョンギ(京畿)南部警察庁は14日、イ・ジェミョン(李在明)元共に民主党大統領選候補の配偶者であるキム・ヘギョン夫人の随行秘書採用および法人カード流用疑惑事件を告発したチャン・ヨンハ弁護士の召喚調査をした。

チャン弁護士は先月「キム夫人がペ某氏を随行秘書に採用し、ペ某氏を通じて食べ物の配達や家事など、私的な用途に公務員を動員した」として、李元候補とキム夫人、ペ氏らを告発している。

チャン弁護士はまた、キム夫人が個人の飲食代をキョンギド(京畿道)の法人カードで決済し、他人名義で違法な処方箋を発給するようにした疑惑などを告発状に盛り込んだという。まだ、被告人への召喚日程は決まっていない。

国民の力も大統領選挙を控えた昨年12月と先月に同じ内容の告発状を提出したが、まだ告発人召喚調査に応じる対象者および時期は決めていないという。

京畿南部庁は16日に李元候補とキム夫人が‘ヘギョン宮キム氏’事件当時、李某弁護士らから無料弁論を受けたという疑惑を提起し、告発状を提出した‘開けている市民連帯党’の代表を告発者として召喚調査する方針だ。

‘ヘギョン宮キム氏’疑惑は、キム夫人がツイッターID‘ヘギョン宮キム氏’を使い、ムン・ジェイン(文在寅)大統領らを誹謗(ひぼう)したという内容である。

警察は2018年11月、当該ツイッターアカウントはキム夫人のものと結論付け、起訴意見で検察に送致したものの、検察は証拠が足りないとして不起訴処分にした。

‘開けている市民連帯党’は、この事件の進行過程で、李某弁護士が李元候補側に無料で法律代理をしたという疑惑を提起している。

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