15日、ヘラルド経済の取材を総合すると最近、ソウル永登浦警察署にはAエージェンシー代表のチョ某氏(47)に対する告訴状が多数提出された。警察はチョ氏を特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺の疑いで立件して捜査している。
被害者らが作成した告訴状によると、チョ氏は2020年からAエージェンシー代表として活動しながら、所属費の名目で被害者らに200万ウォン(約19万円)を要求した。このうち被害者のBさんはAエージェンシーのSNS広告を見て子どもの写真を送った。その後、Bさんは審査に合格したとして、子供の2年専属契約書を作成するよう勧められ、契約書を作成する際には「2年間で少なくとも4回広告撮影の保障」などの約束を受け、所属費200万ウォンを支払った。しかし、数か月が経っても約束した広告撮影の知らせは聞こえてこなかった。
去る3日、チョ氏を告訴したBさんは「撮影を保障すると言っていたが、実際に撮影はなかったし、ことし2月末からは連絡が途絶えた」とし「被害者がほかにいるか調べていたところ、多数の被害者がいることを確認し、警察に告訴状を提出した」と述べた。実際、所属事務所の被害者の会のインターネット・コミュニティには、会員100人あまりが集まっているという。チョ氏は、大衆文化芸術企画業の事業者登録を2020年4月に進めた。ことし2月から、Aエージェンシーは休業状態だという。
警察関係者は「該当事件に対する告訴状が多数受け付けられ、捜査を進行中」とし「捜査初期段階なので告訴内容が確認され次第、チョ氏らを召喚する予定」と述べた。
ヘラルド経済は反論を聞くためAエージェンシーに連絡を取ったが、会社代表の電話とチョ氏の個人連絡先はいずれも連絡が取れなかった。Aエージェンシーの本社として紹介されたソウル永登浦区のある事務所を直接訪れた結果、営業は終了した状態だった。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 2