韓国最大野党「国民の力」、山火事被害復旧に2.2億ウォン（約2100万円）寄付

韓国最大野党「国民の力」はキョンサンプクト（慶尚北道）・カンウォンド（江原道）地域の山火事被害の住民らのため、被害復興義援金を寄付すると15日、明らかにした。

　国民の力は去る10日の議員総会で3月の歳費の一部を寄付し、山火事被害の復旧と被災者支援に使用できるよう決議した。寄付金額は議員別に200万ウォン（約19万円）以上、計2億2000万ウォン（約2100万円）だ。

　3月の歳費で拠出された寄付金は被災地への支援に実質的に役立つ案として使われる予定だ。国民の力は、被災地への支援などのためのボランティア活動も計画している。

　国民の力は計9日間、史上最長期間の山火事消火のために尽力した消防当局の関係者に深い敬意を表した。また、被害住民が早いうちに日常生活に復帰できるよう、政府の迅速な補償執行を促すなど、国会レベルの対策作りにも万全を期する方針だ。

　一方、政府は中央合同調査を通を通じて、4月初めまで慶尚北道と江原道の山火事被害復旧計画を確定し、2019年の東海岸の山火事などを考慮して最大限の支援を検討することにした。