韓国の政権引き継ぎ委員会　外交安保分科幹事に金聖翰氏

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）次期政権への移行を準備する政権引き継ぎ委員会は15日、同委員会の外交安保分科の幹事に金聖翰（キム・ソンハン）元外交通商部第2次官を任命した。尹氏の報道官を務める金恩慧（キム・ウンヘ）氏が発表した。

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　政権引き継ぎ委員会には7分科が設置される。

　金聖翰氏は国際政治の専門家で、李明博（イ・ミョンバク）政権だった2012～13年に外交通商部第2次官を務めた。同委員会で韓米同盟の再建や包括的戦略同盟強化が早期に推進されるよう役割を果たすという。

　また、外交安保分科の委員には金泰孝（キム・テヒョ）元大統領対外戦略企画官と？鐘燮（イ・ジョンソプ）元国防部合同参謀本部次長が任命された。

　金泰孝氏は外交安保の専門家で、李政権だった08～11年に大統領対外戦略秘書官、12年に対外戦略企画官を務めた。尹氏の相互主義に基づいた南北政策を策定する。

　李氏は文在寅（ムン・ジェイン）政権の17～18年に合同参謀本部次長を務めた。尹氏の安保公約の早期実現を進める。