12日、疾病管理庁は午前0時基準で新型コロナウイルスの死亡者が269人発生、累積死亡者は1万144人を記録したと発表した。 死亡者は40代が1人、50代が12人、60代が24人、70代が71人、80代以上の161人で、高齢層が中心だ。 このうち、未接種者は98人で全体の36.4%を占めた。
現在、大流行中のオミクロン変異株は、既存のデルタ変異株に対して致命率(感染者対比死亡者の割合)がずっと低いことが分かった。 「新型コロナウイルス」の致命率はデルタ変異株で0.92%まで上昇した1月中旬以降、徐々に下がり、12日には0.16%まで低下した。
それにもかかわらず死亡者数は増加し続け、この日最高値を記録した。 致命率は低くなっても母数である感染者数の増加速度がそれよりも速いためだ。 同日の「新型コロナウイルス」新規感染者数は38万3665万人で、前日比10万人以上増えた。
これは新型コロナウイルスの高危険群である60歳以上の高齢層も例外ではない。 同日発生した「新型コロナウイルス」新規感染者のうち、60歳以上は6万3665人で、全体の16.6%で過去と同じ水準を維持している。 しかし、割合は同じでも、全体の感染者数が21万人余りだった今月7日は、高齢者数が3万5877人と、同日の半分水準であった。
問題は、今後も新規感染者数が増え、死亡者数も増えるということだ。
前日、キム・ブギョム首相は、「今後10日ほどでピークに達し、その規模は1週間平均1日感染者基準で最大37万人に達するだろう」と述べた。 しかし、死亡者のピークは2~3週間遅いというのが医療界の説明だ。 これによると、この日発生した269人の死亡者は、2~3週間前に確定した10万人余りと連動した数字だ。
スンチョンヒャン(順天郷)大学、プチョン(富川)病院感染内科のキム教授も、こうした認識に基づき、「3月末~4月初めには、1日の死亡者が300~400人に達する可能性もある。 暖かい春が来ても、誰かにとっては"残酷な4月"になる」という書き込みを7日、SNSに掲載した。
今後の死亡者規模を判断するバロメーターである重症患者数は5日連続1000人台を記録した。 政府が予想する最高値は今月末2000人前後。 最大2500人まで耐えられるシステムを備えており、心配する水準ではないと防疫当局は説明する。
ただ、新型コロナウイルスとの戦いで、韓国の死者数を各国と比較してみると、今のところ比較的高い水準を保っている。 各国政府の公開データを利用し、全世界の新型コロナウイルスの現状を集計しているアイワールドデータによると、人口100万人あたりの累積新型コロナウイルスの死者数は192.48で1位のペルー(6335.96)と比較すると3%程度、米国(2900.03)、英国(2385.41)、オーストラリア(215.22)、日本(204.03)など主要国と比較しても低い。
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